日本では1999年に避妊効能の低用量ピルが認可されたが、避妊効能のミニピルは認可されていないままだ。避妊効能のミニピルが認可されてない国があるなら教えてほしい。
— ピルとのつきあい方(公式) (@ruriko_pillton) 2014, 3月 1
少なくとも、先進国でミニピルが認可されていない国はない。
ピルには混合ピルとミニピルの2種類があるわけだけれども、混合ピルが適している人もいればミニピルが適している人もいる。ミニピルが適している人に安易に混合ピルを処方してきたのだから問題が生じるのは当然のこと。
— ピルとのつきあい方(公式) (@ruriko_pillton) 2014, 3月 1
混合ピルもミニピルも基本的には避妊薬。避妊薬としてのミニピルの弱点は飲み忘れ限界が3時間と短いこと。現在は、混合ピル同様12時間まで許容限界のあるミニピルも開発されている。
— ピルとのつきあい方(公式) (@ruriko_pillton) 2014, 3月 1
一般に避妊薬としての第一選択肢がミニピルでなく混合ピルなのは、ピルユーザーの多くを占める若年層で3時間の時間厳守が難しいから。
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定時服用が厳守できるなら、ミニピルは断然優れものだ。生理そのものがほとんどなくなる人も多いわけで、生理痛とは無縁になれる。血栓症リスクも上がらない。
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年齢の高い女性ではミニピルが第一選択肢となり、定時服用が難しいなどの事情があれば混合ピルの選択が考慮される。
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日本で年齢の高い女性がミニピル(ノアルテン)でなく混合ピル(ヤーズ・ルナベルなど)を選択しているのは、①定時服用が難しい②血栓症を体験してみたい③お金が余っているので7倍価格の高いピルを選択している、などの事情だろう(皮肉)。
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ノアルテンなら3割自己負担で月の薬代は300円強。訂正
正しくは10万人に付き162人、618人に付き1人でした。
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600人に1人が血栓症に--40歳以上のピル服用について試算
低用量ピルとミニピルの両方がある普通の国では、両者のメリットとデメリットが必ず説明される。ミニピルは授乳中も年齢が上がってもOKという知識が行き渡っている。
— ピルとのつきあい方(公式) (@ruriko_pillton) 2014, 3月 1
ミニピルは年齢が上がってもOKという知識が常識の国では、年齢が上がると混合ピルはヤバイという知識も常識。ミニピルのない日本ではこの常識が作用しなかったために大量の副作用被害が生じた。
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私は日本を低用量ピルもミニピルもある普通の国にしたい。だから低用量ピルだけの日本で生じている問題を指摘している。問題がないという人は日本がミニピルのない特殊な国であり続けてほしいのだろうか?
— ピルとのつきあい方(公式) (@ruriko_pillton) 2014, 3月 1
日本のピルユーザーは30歳以上が過半数を占め、その年齢の高いユーザーに血栓症などの副作用が集中的に生じているというのが現実だ。
この現実に目をつぶり、問題がないといわんばかりの言説が見られる。
たとえば、
薬には副作用はつきものだ。
低用量ピルの副作用リスクは許容しうる範囲だ。
低用量ピルの恩恵は大きい。
喫煙しなければリスクは小さい。
定期検査でリスクを低減できる。
ピルの副作用を取り上げるのは反ピル思考だ。
などなど。
私は現在日本で生じている問題を直視すべきだと思う。
問題を直視すれば、解決すべき問題は明らかだ。
ミニピルが認可されていないという問題を解決しなければ、
副作用問題は根本的に解決しない。
治療目的ユーザーはヤーズ・ルナベルからノアルテンに切り替えることが出来る。
避妊目的ユーザーは年齢が高くなっても、
ミニピルに切り替えることが出来ない状況は許せない。
ミニピル NOW!!
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歪な日本のピルは政策価格から始まった。→
ルナベル・ヤーズの錬金術http://t.co/FLMFJMYCSi
— ピルとのつきあい方(公式) (@ruriko_pillton) 2014, 3月 1
5 件のコメント:
rurikoさん
ミニピルですが、私の場合、かかりつけのお医者さんはノアルテンの処方はして頂けませんでした。
『適応外での処方はしたくない』
という、とても真面目な理由からでした。
ならばと、個人輸入のセラゼッタを服用したいと伝えたところ
『ミニピル(黄体ホルモン)でも血栓は起こるよ』
と・・・。
調べてみると、黄体ホルモンは動脈血栓を引き起こす可能性があるという婦人科の先生のHPを発見しました。
実際のところどうなんでしょうか?
セラゼッタを飲みはじめて、そのことが気になり、これといった副作用はなかったものの、過剰に体の変化がきになってしまい服用をやめてしまいました。
(気にしすぎのせいか、足が痛かったような・・・心臓も圧迫され息苦しいような感覚がありました。ただ混合ピルの時と比べると、気のせいかな?とも思える程度です。)
ミニピルの副作用についての情報が少なく、また海外からの個人輸入しかないとなると、連続服用する勇気がもてなかったりします。
やっぱり日本で処方してもらい、納得いく情報のもとで服用したい。
私自身、決して若くない年齢ですが、妊娠する可能性もまだまだあり、避妊は積極的にしていきたい。
でも・・今の日本の現状だと・・・。
rurikoさんを中心に、署名を集めて国に声を届けてみるのはどうでしょうか。
もちろん私も協力したいです。
コメントありがとうございます。
お返事が長くなりますので、
別エントリーの形でお返事させていただきました。
ミニピルの導入を望む声について
http://finedayspill.blogspot.jp/2014/03/blog-post.html
私もお医者さんに聞いてみたのですが、ミニピルは処方してもらえませんでした。
私は32才です。7年間ピルを服用していましたが、30代になってから、血液検査でDダイマーが度々高値になり、服用中止・再開を繰り返していました。このようなことが続いたので、ミニピルに切り替えたいと思ったのですが、ダメでした。
数ヶ月休薬したら、またピルの種類を変えて飲み始めるよう勧められています。この繰り返しでは、リスクが高まるでしょうし、何の解決にもならないので、ピルをやめるしかないかもしれません。
なぜミニピルが認められないのでしょう?
なぜ日本だけこんな風になってしまっているのでしょう?
とても悲しいです。
産婦人科医の多くはノアルテンについてミニピルとの認識がないと思います。
ノアルテンを処方してほしいと言えば、
通じるかもしれません。
Dダイマーは炎症、たとえば扁桃腺炎があっても数値が上がります。
血栓を疑う兆候がないのに定期的にDダイマー検査を行うのはほとんど意味がありません。
定期的なDダイマー検査は日本の産婦人科医の発明です。
Dダイマー値が高く本当に血栓が疑われるのなら、
確定診断のための検査が必要です。
Dダイマー値を指標に中止再開を繰り返すのは最悪ですね。
「ピルとのつきあい方」を開設した頃(15年前)、
低用量ピルでも中用量ピルでも治療的効果は得られると書きました。
日本以外の国では、低用量ピルも中用量ピルも避妊効能のピルで、どちらにも副効果があるという認識ですからそのようにかいたのです。
ところが、当時の産婦人科医の多くは、中用量ピルは治療用のピルで、低用量ピルは避妊用のピルとの認識でした。
治療目的で中用量ピルを服用していた女性が低用量ピルを希望しても、
低用量ピルでは効果がないと断られていました。
同じ事を繰り返しているように思えます。
お返事ありがとうございます。
「ミニピルのノアルテンを処方してほしい」と言いましたが、ダメでした。
血栓の兆候のない状態でのDダイマー検査は私もあまり意味がないと思うのですが、半年に一度必ず受けなければならず、わずかでも基準値を超えていれば、次を処方してもらえませんので、中止したくなくても、中止せざるを得ないのです。
何ヶ所か病院を回りましたが、同じ感じでした。厳しくピルをやめるよう非難されるところもありました。ピル外来を設けているところでも、きちんとしたピルの知識を持ってるお医者さんはいないのでは?と思うようになりました。私の方が詳しいくらいです。
医者に対する信用・信頼感がなくなってしまい、ピルを続けたくても続けられない気持ちになってきました。何かあってもきちんと対応してもらえないでしょうから。
こんなことでは、ピルユーザーはどんどん離れていきますね。私だけではないと思います。
ミニピルは処方してもらえず、低用量ピル以外の方法では「ミレーナ」をやたらと勧められました。しかも「ミレーナは低用量ピルと同じ成分だから!」と。私が「ミニピルと同じ成分なのでは?」と聞いても「違う!低用量ピルと同じだよ!」と。
こんなレベルのお医者さんに自分の身体任せられないです…。
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